connect 2 music -30th Anniversary Mix-

TM NETWORKが大好きなFanksの音楽ブログです

globe15周年ベストアルバムPart2

こんにちは。

今日は、globeベスト盤、届きました&買いました!の第2弾、「15YEARS -TK SELECTION-」についてです。
まずは、写真でご紹介。ケータイカメラでしょぼいですが、雰囲気だけ・・・。

パッケージ開封前。

箱の写真?CG?は、「15YEARS -ANNIVERSARY BOX-」の使いまわし・・・。ぱっと見、何なのかわかりません。対称になるように加工されてるようですが、部分的には海の波に見えるところもあります。鳥とか羊のバケモノに見えなくもない・・・w

お次は、CD5枚。上段左から「SUN」「EARTH」「MOON」、下段左から「MARS」「JUPITER」です。

写真はかなりかっこよいと思います。今後これらの名前を冠したアルバムは出ないってことですね。ちょっともったいない気が・・・。歌詞収録のブックレットは一冊にまとまってます。各CD内のジャケットは、2つ折のぺらっとしたもので、「SUN」「EARTH」「MOON」にそれぞれTK、MARC、KEIKOの写真が載ってます。ただ、ブックレットの写真の使い回しです。

そして、Special DVD2枚。CDみたいに名前はつけられてませんが、左(DVD1)は地球の砂漠の風景っぽい。右(DVD2)は、宇宙船か何かの作業をしてる研究員が写ってます(へたな写真ですいません;;)

最後が、オンラインストアmu-moで購入したときのオマケ限定CDGet Wild TK Remix」です。これ欲しさのために買ってしまいました。なお「15YEARS -ANNIVERSARY BOX-」を買っても付いてきます。


 
 
 
5枚のCDは、まだ「SUN」しか聴いてないんですが、それについて書いてみます。

01.UNDER Your Sky (from Love again)
02.ALL HOPE (from new deal)
03.Shine on you (from maniac)
04.weather report (from LEVEL4)
05.still growin' up (from CRUISE RECORD)★
06.Is this love (from FACES PLACES)★
07.like a snowy kiss (from Relation)
08.Love again (from Love again)★
09.楽園の嘘 (from outernet)
10.女神 (from Lights)
※★はシングルリリース曲。ただし、アルバムバージョンが収録されてます。

まず、思ってた以上にイイです。個々の楽曲がアルバムの呪縛から解き放たれて、新たな輝きを放ち始めたかのような印象。

例えば、アルバム「LEVEL4」収録の「weather report」。「LEVEL4」って1曲1曲が5分以上もあって、別に嫌いというわけでないんですが、正直アルバムを通して聴くとちょっと疲れるんです。音的に似た曲が並んでしまってるせいもあるかも。でも、このアルバムの中で聴くと、全然印象が違いますね。1曲としての存在が際立ってます。

「SUN」は、わりとメジャーと思われるシングル「Love again」「still growin' up 」「Is this love」が入っているし、アルバム全体の緩急のバランスがすごくいいです。曲順がすごく練られていると感じました。さすが小室さんだ。「SUN」を聴くと、宇宙の「SUN」というより地球から見た「SUN」って感じ。あったかい光を感じます。globe初心者にもオススメできる一枚です。ベスト盤は持ってないけどアルバムは全て持ってるという方は、プレイリストにしてぜひこの曲順で聴いてみてください。

個人的に、意外な選曲だったのはアルバム「maniac」収録の「Shine on you」。ああ、小室さん、これを敢えて選んだのかなと思いました。歌詞がなんとも特徴的なんですが、まずこんなフレーズが出てきます。

♪ほんとうのヒーロー
 国民的な英雄の影
 あなたに私も過剰なまでに期待をしていた

この歌詞は、「六本木という丘」という歌詞が出てくることからも明らかなんですが、元々、六本木ヒルズに住んでて一斉を風靡し、とある事件を起こしてしまった方に対する思いが込められていたようです。

でも、その後にアノコトが起きてしまった今、この曲を聴くと、「あなた」と「私」って、さあ、いったい誰のことでしょうね? これは聴く人それぞれだと思いますが、僕はちょっと自虐的に聴こえてしまい、アノコトが起きて以来聴かないようにしてたんです。そんな曲が入っている・・・。小室さんのアノコトに対する今の思いをいろいろと想像してしまいました。あと、別に未来を予見していたわけではないでしょうが、1つの曲を多面的に解釈させうる余地を残しているあたりに、改めて音楽家・小室哲哉の才能を感じずにはいられません。

もう一つ、あのGet Wildのフレーズが出てきます。小室さん自ら「get wild & tough, get chance and luck 」と歌って、その後KEIKOの「そんなことを誰か歌っていた」「そんなことを昔歌っていた」と続くところがあります。「chance」という言葉はそんなに軽くない、というふうに聴こえてしまい、これもちょっと重さを感じます。

では、知らない人は聴いてみて下さい。


 
 

次に、「Get Wild TK Remix」について。

Get Wild」は、「小室哲哉の音楽年表」に何度となく姿を変えて現れる曲ですし、聴かないわけにいきません。でも、どうせならオマケにしなくても・・・という気持ちはあります。

すでに感想を書かれている人がいますんで、ご存知の方もいると思いますが、なんとこのリミックスバージョンには、TMの「GIRL」のイントロのフレーズが使われてます。もうびっくりでした。

どんなリミックスかというと、TM風にいえば「リプロダクト」。KEIKO、MARCのボーカルのみ残って、オケはほぼ総とっかえ、そこに「GIRL」が乗ってるという感じ。個人的には、このバージョンの方が好きですね。

それにしても、なんで「GIRL」を持ってきたんでしょうね。もうTMやりたくてしょうがないという小室さんのサインだとしたら嬉しいんですけどね。来年あたり新曲1つでも・・・。
 
 
 
「15YEARS -TK SELECTION-」の気になる点を挙げると、1つは「15YEARS -ANNIVERSARY BOX-」と同様、前回の記事で書いたように、シングル曲でもアルバムバージョンが収録されている点。

[訂正]「EARTH」収録の「on the way to YOU」は、アルバム「outernet」収録バージョン(「FACES PALCES」のフレーズがMIXされ、MARCラップが追加されたglobeバージョン)ではなく、ソロシングルのglobe featuring KEIKOバージョンでした。他にもシングルが収録されたものもあるかもしれません。失礼しました。

もう1つは、これも「15YEARS -ANNIVERSARY BOX-」の仕様と同じようなんですが、各曲の録音レベルがおそらく合っていないということ。例えば「SUN」を通して聴くと「Is this love」とかの音がちょっと小さく感じます。今回のベスト盤って、ほんとに過去音源を何の手も加えずに持ってきただけなんですね・・・。ただでさえぼった○り価格なのに、片手間仕事か? せめてリマスタリングくらいしろよ!とぼやきたくなります。

すいません、また愚痴で終わってしまいました。。。