connect 2 music -30th Anniversary Mix-

TM NETWORKが大好きなFanksの音楽ブログです

#31 REASON / 宇都宮隆

こんにちは。

今日は、ウツの2001年10月発売のアルバム「LOVE-iCE」から「REASON」です。
ウツ版BLUEとして当初14曲挙げましたが、ようやく今回で8曲目。ここからやっと後半戦です。長いなあ・・・(苦笑)。最後までやるつもりなので、おつきあいいただければ幸いです。

さて、アルバム「LOVE-iCE」ですが、インディーズレーベルRojamからリリースされました。このときのウツの所属メジャーレーベルはまだR&Cではないと思うんですが、聴く側にとって事務所がどうこうという話ははっきりいってどうでもいい話なので、自分もよく把握してません。というか、よくわかりませんw

LOVE-iCE

LOVE-iCE

前回の「WHITE ROOM」の話では書きませんでしたけど、「WHITE ROOM」はTRUE KiSS DiSC、つまり小室さんのレーベルということで、プロデュースにウツだけでなく、小室さんもクレジットされてます。

そして、今回の「LOVE-iCE」は、木根さんもクレジットに加わってます。曲のラインナップ的にも「TMのニューアルバム」と言ってもおかしくないような仕上がりとなっています。ウツのソロアルバムのカラーとしては、「easy attraction」にかなり近くて、TMファンでもすんなり聴きやすいアルバムの一つといえますね。

ただ、発売当時、アルバムの最後に収録されている「IGNITION, SEQUENCE, START - TATSUMAKI REMIX-dedication to U.S.A 」については、トランスリミックスバージョンとはいえ、かなり合点がいきませんでした。「TMの曲をあっさりいれるな!」と正直憤慨してました。まあ、小室ソロのカバーである「RUNNING to HORIZON」も入っていて、これはもともとはTMの曲であった可能性のある曲でもあるし、当人たちにとっては2つの曲を収録することにたいした違いはなかったのかもしれないけど・・・。でも、やっぱり線引きはちゃんとしてほしかったんですよね。それにウツのソロアルバムなのに、小室さんの当時の個人的趣味だったトランス色を出されてもなあという感じがしたしなあ・・・。こういうのは、TMと個々のソロ活動を期待しているそれぞれのファンに対して裏切りとは言いすぎだけど、あんまり好ましいやり方には思えませんでした。

とまあ、愚痴はここまでにして、他に「LOVE-iCE」には、浅倉大ちゃん石井妥師さんが曲を提供していて、とっても安定感がありました。特に、石井妥師さん作曲のアルバムタイトルでもあるバラードナンバー「LOVE-ICE」は、ウツソロの歴史の中でも屈指の名曲といってもいいでしょう。なお、アルバム名の「iCE」の「i」は小文字にして、曲名の方は大文字の「I」とするのが正しいようですw 大ちゃん作曲の「Stand up! Get up!」はライブの定番ですね。さらに、作詞の多くは、小室みつ子さんが手がけられていて(カバーもあるため結果的に多くなったとも言えますが・・・)、これもTMファンにはなじみやすいと思います。

さてさて、今回のお題の「REASON」ですが、これはウツソロの括りでは、「easy attraction」収録の「あてのない闇」以来となる木根バラとなっています。

僕、この「REASON」はウツが歌う木根バラの中でもかなり好きな曲です。アルバムを買った当時は、かなりリピートしまくってました。特にラストのサビで盛り上がるところが好きでしたね。それでは、人生に迷うあなた、生きる意味、理由に悩むあなた、聴いて癒されてくださいw

このアルバムには、木根バラがもう1曲入ってます。それが「HUNDRED NIGHTS, HUNDRED STORIES」。メロディーがもろ木根さんという感じで、こっちの方がTMっぽいかもしれないですね。作詞は、小室みつ子さんで、意図的なのか、TMのとある曲を思わせる歌詞があります。そのあたりに注意しながらぜひ聴いてみて下さい。

「LOVE-iCE」ツアーのライブDVDも出てますんで、ぜひ。

Takashi Utsunomiya Tour 2001 Love-iCE [DVD]

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