connect 2 music -30th Anniversary Mix-

TM NETWORKが大好きなFanksの音楽ブログです

#9 Magic / 小室哲哉

こんにちは。

今日からテーマ縛りはやめました。といっても、しばらくはTMつながりの予定です。もう少し緩くいきます。

今日は、1992年10月にリリースされた小室哲哉6枚目のソロシングル「Magic」です。

「Magic」は、同じく1992年10月にリリースされたセルフカバー・アルバム「Hit Factory」の先行シングルとしてリリースされました。オリコンチャート最高位は、Wikipediaにも出てませんでしたが、どうも6位らしい。

なぜ今日この曲に触れたかったかと言うと、昨日YoutubeにUPされていたTMの「Ver.0」(デモテープ)を大量に聴いて、自分の中の小室ボーカル熱が一気に上昇してしまったからです。小室ボーカルは個人的に非常に好きです。ファン以外の人に、これを理解してもらうことは非常に難しい(苦笑)。今日の通勤時間は、ひたすら「Hit Factory」リピート状態でした。

「Hit Factory」は、サウンドがとても心地よく、小室さんのボーカルもだいぶ角がとれて(笑)、聴きやすいアルバムだと思います。BGM的にも聴けて癒されます。今でもよく聴くアルバムの一つです。

「Hit Factory」は、セルフカバーアルバムではありますが、ジャケットやブックレットの写真の影響のせいか「夏、海、ポップ」を連想します。制作は一部除き、マイアミで行われ、写真もほぼマイアミでのものと思われますが、多少日焼けした健康的な小室さんが見れるのは、貴重ですかね。かなり珍しいと思います。最後のページだったかにカメラ目線で笑ってる写真が載ってて笑えましたね。TMではありえない感じで(笑)。こういうカラーのアルバムって小室さんの手がけたアルバムの中でも少数派という気がします。ただ、夏といっても、サザンやTUBEとかのああいうギラギラした真夏の感じでないのが小室さんらしく、哀愁漂う秋っぽさも入ってますね。「Magic」からも夏の終わりを感じます。

そういえば、当時のTV音楽番組「夜のヒットスタジオ」で、「Hit Factory」に収録されてる「TOO SHY SHY BOY」をマイアミから生中継で演奏したときがありました。プールサイドみたいなところだったと思いますが・・・。久々に見る小室さんがワンレンに変貌していたのを見て、どひゃーと驚いた記憶があります。

歌詞は、TMNのアルバム2枚からのおつきあいの坂本裕二さんが手がけてます。学生だけでなく大人も聴けるラブソングという感じでしょうか。歌詞カードの歌詞は、全てローマ字で書かれてました。「Hit Factory」の曲も全て同じでした。歌詞よりもメロディーを聴いて欲しいという小室さんの意図だったようですが、作詞家さんとしては突っ込みたくなるかも(笑)。

「Magic」の知名度、人気ってどうなんでしょうかね。小室ボーカルものとしては、どうも「RUNNING TO HORIZON」などの影に隠れてしまってる気がするんですが、これは名曲だと思いますね。だれかカバーしてもいいくらいの出来だと思います。

「Hit Factory」は、たしか「メロディーメーカー小室哲哉」を自己確認するために作った、みたいなことを当時小室さんが言ってたと記憶してます。ここでどの程度の自信、確信を得たのかわかりませんけど、この直後にドラマ二十歳の約束のサントラを手がけたあとは、trfを始めてしまいますからね。「Hit Factory」はプロデュース業を手がけるための区切りとして、踏んでおかないといけなかったステップだったのかもしれません。

「Magic」のC/Wは、TM NETWORK時代の曲「RESISTANCE」のセルフカバー。TMと変わってバラードになってますが、元々がバラードだったこともあり、こちらもとても良い仕上がりになっています。歌詞も小室みつ子さん自らの手でリライトされてます。

「Hit Factory」ネタはまた書きたいと思います。