connect 2 music -30th Anniversary Mix-

TM NETWORKが大好きなFanksの音楽ブログです

#15 風を感じて / BOYO-BOZO

こんにちは。

今日は、ウツの超短期ユニットBOYO-BOZOの一枚きりのミニアルバムACROBATから「風を感じて」です。
'94にTMN終了後、約1年後に、ウツ×石井恭史のユニット「BOYO-BOZO」が始動しました。1年の充電期間を経て、どんな活動かと期待してましたが、うーん、ビミョーでした(笑)。

音楽的には、ウツが歌えば何でもウツ色になるので、特にどうということはないんです。アリかナシかといえば、アリです。

でも、問題はビジュアル(笑)。正直いって、個人的には、ナシです(笑)。ウツにヒップホップな感じは・・・いまいちじゃないですか?余計なお世話でしょうが(笑)。みなさんはどうでしょう?いや、見ていて楽しそうなのはわかるんですけどね。やっぱり人には向き不向きというのがあるわけで・・・。まあ、活動としては、ミニアルバム1枚、シングル2枚とライブ(やったのか?)とこじんまりとしてたし、ウツ自身、確信犯的にやったと思いますけど。

そういえば、この頃、小室さんがMCをやってた今となっては伝説的TV音楽番組TK MUSIC CLAMPで、1年ぶりに3人が顔を合わせてましたっけ。懐かしいな。それにしても、小室さんがMCでしゃべるとき、見てるこっちがドキドキするのはどうしてなんですかね(笑)。

BOYO-BOZOとは、「気の合う仲間」というスラングだそうですが、ミニアルバム「ACROBAT」にはそんなウツの仲間がゲストとして参加していて、前2作とは全く違う面白い感じに仕上がってます。楽しみながら作ったっていう感じが伝わってきます。

ACROBAT

ACROBAT

まずは、B'zの松ちゃんがギタリストとして参加してる点。この頃の音楽情報はあんまりフォローできてないんですが、この流れがあったから次の「少年」が生まれたといってもいいんでしょうか。たしかウツと松ちゃんが飲み屋でたまたまあってウツの「ギター弾いてよ」の一言で決まったとかいうのを読んだか聞いたかした記憶があります。ただ、松ちゃんは、このアルバムでは分をわきまえたのか「松本孝弘」っぽさを前面に出してない感じ。正直言われないと気づかない(笑)。その逆に「少年」では松ちゃん節が堪能できますね。

あとは、コーラスに岸谷&寺脇さんコンビaccessのヒロ。岸谷さんとは、ラジオつながりですかね。ヒロがコーラスのアルバムラストの「DREAM MUST GO ON」はかなりいい感じで、歌詞の感じも含めて、好きな曲の一つです。

そして、この「風を感じて」では、飯島直子さんがポエムリーディングで登場。彼女自身の声の感じと曲が絶妙な感じで、癒し系に仕上がってます。

「風を感じて」は、それまでのウツソロの曲にはなかった感じのミディアムナンバーと思いました。このほんわかした感じは、後の「TEN to TEN」「wantok」につながってる気がします。

あと、「風を感じて」他このアルバムの作詞では、森雪之丞さんが参加。考えてみると、U_WAVEはここから始まったといってもいいんでしょうか。

ACROBAT」の「風を感じて」と「GAMBLE★JUNGLE」は、後のベスト盤「TAKASHI UTSUNOMIYA THE BEST FILES」にも収録されてます。興味ある方はぜひ。

次回は、あてのない闇 (from "easy attraction")です。